マリンバイオテクノロジー学会賞・マリンバイオテクノロジー論文賞

マリンバイオテクノロジー学会では、マリンバイオテクノロジー学会賞、マリンバイオテクノロジー論文賞を設立し、会員を表彰しています。

マリンバイオテクノロジー学会の賞

1. 賞の種類

  • i. 学会賞
  • マリンバイオテクノロジーに貢献する発見および業績の者に授与する。なお選考にあたっては、産業への貢献が期待される業績が優先される。
    ii. 論文
  • 各年度で発行された学会誌Marine Biotechnology (No. 1~6)に掲載された優れた論文の著者に対して授与する。

2. 受賞者の資格

  • 論文賞および学会賞それぞれについて、各年度一件ずつとする。

3. 受賞件数

  • マリンバイオテクノロジー学会賞およびマリンバイオテクノロジー論文賞の各々について各年度1件以内とする。

4. 選考方法

  • 授賞選考委員会において、マリンバイオテクノロジー学会賞およびマリンバイオテクノロジー論文賞の選考を行う。

5. 授賞候補者の推薦

  • マリンバイオテクノロジー学会賞については、学会役員(理事会構成員)および評議員により推薦されたものとする。その他の会員は、学会ホームページ上で直接候補者の推薦を行うことができる。
  • マリンバイオテクノロジー学会賞の推薦様式は以下の項目を含むものとする(書式自由)。(1)推薦者氏名、(2)推薦者所属、住所、連絡先(TEL、FAX、E-mail)、(3)受賞候補者氏名、(4)受賞候補者所属、住所、連絡先(TEL、FAX、E-mail)、(5)受賞候補者略歴、(6)受賞業績名、(7)受賞業績の内容および推薦理由、(8)参考資料リスト、(9)参考資料(特許、論文等の参考資料3編以内を添付する)。

6. 賞および推薦期限

  • 賞は賞状および賞金とする。マリンバイオテクノロジー学会賞推薦期限は、毎年1月末とする。

7. 授賞式

  • 賞の授賞は、マリンバイオテクノロジー学会大会において行う。

マリンバイオテクノロジー学会賞・マリンバイオテクノロジー論文賞 受賞一覧

マリンバイオテクノロジー学会賞(〇印は受賞講演者)

 平成13年度

  • 相田ジュオンクワ(三菱ガス化学・新潟研究所)
  • 「海洋細菌の生産する好塩性プロテアーゼを利用した新規魚醤油製造技術の開発」

 平成14年度

  • 今田千秋(東京水産大学)
  • 「海洋からの有用微生物の探索とその利用に関する技術開発」

 平成15年度

  • 小玉健太郎(三共・探索研究所)
  • 「新規海洋酵母 Saccharomyces cerevisiae の分離とそれらを利用した新しいパン酵母と高品質アルコール飲料の開発」

 平成16年度

  • 吉崎悟朗(東京海洋大学・海洋科学部、PRESTO・JST)
  • 「魚類生殖細胞を利用した新たな発生工学技術の開発」

 平成17年度

  • 矢澤一良(東京海洋大学)
  • 「海産魚腸内共生細菌による多価不飽和脂肪酸の産生とその応用」

 平成18年度

  • スサビノリ研究グループ(○福田覚1、北出幸広2、遠藤博寿2、嵯峨直恆2)(1共和コンクリート工業㈱アルガテックKyowa、2北大院水)
  • 「海洋モデル植物スサビノリの大量培養技術の開発」

 平成19年度

  • 紙野圭(元㈱海洋バイオテクノロジー研究所、現(独)製品評価技術基盤機構)
  • 「フジツボ水中接着蛋白質の利用技術の開発」

 平成20年度

  • 長沼毅(広島大学大学院生物圏科学研究科)
  • 「海洋微生物に由来するクラゲ分解酵素の利用に関する技術」

 平成21年度

  • 秦田勇二((独)海洋研究開発機構)
  • 「深海微生物酵素のバイオテクノロジーへの応用」

 平成22年度

  • 堀貫治(広島大学大学院生物圏科学研究科)
  • 「藻類レクチンの探索と利用技術の開発」

 平成23年度

  • 宮下和夫(北海道大学大学院水産科学研究院)
  • 「褐藻カロテノイド、フコキサンチンの機能性とその分子機構の解明」

 平成24年度

  • 山下倫明(水産総合研究センター中央水産研究所)
  • 「セレノネインの発見とその生理作用の解析に関する研究」

 平成25年度

  • 岡田 茂(東京大学大学院農学生命科学研究科)
  • 「バイオ燃料生産を目指した微細藻類の炭化水素生合成に関する研究」

 平成26年度

  • 白岩 善博(筑波大学・生命環境系)
  • 「海洋ハプト藻類の長鎖脂質生合成系の解明と藻類バイオ燃料開発に向けた基盤研究」

 平成27年度

  • 酒井 正博(宮崎大学農学部応用生物科学科)
  • 「魚介類の自然免疫機構の解明とその利用法に関する研究」

マリンバイオテクノロジー論文賞(○印は受賞講演者)

 平成13年度

  • 木下政人1、Takami Morita1、豊原治彦1、Takashi Hirata1、Morihiro Sakaguchi1、Masao Ono2、Koji Inoue3、Yuko Wakamatsu4、○尾里建二郎4(1京都大学、2立教大学、3東京大学海洋研究所、4名古屋大学)
  • 「Transgenic Medaka Overexpressing a Melanin-Concentrating Hormone Exhibit Lightened Body Color but No Remarkable Abnormality」
  • Marine Biotechnology, 3(6), 536-543(2001)
  • (○印は受賞講演者)

 平成14年度

  • Surintorn Boonanuntanasarn、○吉崎悟朗、Yutaka Takeuchi、Tetsuro Morita(東京水産大学)
  • 「Gene Knock-down in Rainbow Trout Embryos Using Antisense Morpholino Phosphorodiamidate Oligonucleotides」
  • Marine Biotechnology, 4(3), 256-266(2002)

 平成15年度

  • 藤原祥子、安井和之、渡辺謹三、若林貴子、○都筑幹夫、井口和夫(東京薬科大学・生命科学)
  • 「Molecular Phylogenetic Relationships Between Prostanoid-Containing Okinawan Soft Coral (Clavularia viridis) and Nonprostanoid-Containing Clavularia Species Based on Ribosomal ITS Sequences」
  • Marine Biotechnology, 5(4), 401-407(2003)

 平成16年度

  • ○石倉正治1、萩原清司2、瀧下清貴3、芳賀 幸4、岩井憲司5、丸山 正3(1ヤマハ発動機、2横須賀市自然・人文博物館、3海洋研究開発機構、4海洋バイオテクノロジー研究所、5沖縄県水産試験所)
  • 「Isolation of New Symbiodinium Strains from Tridacnid Giant Clam (Tridacna crocea) and Sea Slug (Pteraeolidia ianthina) Using Culture Medium Containing Giant Clam Tissue Homogenate」
  • Marine Biotechnology, 6(4), 378-385(2004)

 平成17年度

  • 矢澤良輔、○廣野育生、青木 宙(東京海洋大学)
  • 「Characterization of Promoter Activities of Four Different Japanese Flounder Promoters in Transgenic Zebrafish」
  • Marine Biotechnology, 7(6), 625-633(2005)

 平成18年度

  • ○安元(広瀬)美奈1,2、西島 美由紀1,3、Metiek Kimie Ngirchechol1,4、加納周雄1、志津里芳一1、幹 渉5(1海洋バイオテクノロジー研究所、2JST沖縄県地域結集型共同研究事業、3テクノスルガ、4グアム大、5山形大工・富士化学)
  • 「Isolation of Marine Bacteria by In Situ Culture on Media-Supplemented Polyurethane Foam」
  • Marine Biotechnology, 8(3), 227-237(2006)

 平成19年度

  • ○藤原祥子1,3、広川安孝1、高塚由紀子1、須田邦裕2、浅水恵理香2、高柳賢利1、柴田大輔1、田畑哲之2、都筑幹夫1,3(1東京薬科大・生命科学、2かずさDNA研究所、3JST/CREST)
  • 「Gene Expression Profiling of Coccolith-Bearing Cells and Naked Cells in Haptophyte Pleurochrysis haptonemofera with a cDNA Macroarray System」
  • Marine Biotechnology, 9(5), 550-560(2007)

 平成20年度

  • ○高倉大輔1、高倉美智子2、石川文雄3、佐俣哲郎4(1国立衛研・生物薬品、2国立がんセ・化学療法、3東邦大・医、4麻布大・細胞化学)
  • 「Isolation and Characterization of the N-linked Oligosaccharides in Nacrein from Pinctada fucata」
  • Marine Biotechnology, 10(3), 290-296 (2008)

 平成21年度

  • 佐藤真奈美、岩本浩二、鈴木石根、○白岩善博(筑波大学大学院生命環境科学研究科) 
  • 「Cold Stress Stimulates Intracellular Calcification by the Coccolithophore, Emiliania huxleyi (Haptophyceae) Under Phosphate-Deficient Conditions」
  • Marine Biotechnology 11(3), 327-333 (2009)

 平成22年度

  • ○三上浩司、宇治利樹、高橋潤、嵯峨直恆(北海道大学大学院水産科学研究院)
  • 「Visualization of Nuclear Localization of Transcription Factors with Cyan and Green Fluorescent Proteins in the Red Alga Porphyra yezoensis」
  • Marine Biotechnology 12(2), 150-159(2010)

 平成23年度

  • 〇平田遼、高橋潤、嵯峨直恆、三上浩司(北海道大学大学院水産科学研究院)
  • 「Transient Gene Expression System Established in Porphyra yezoensis Is Widely Applicable in Bangiophycean Algae」
  • Marine Biotechnology 13(5), 1038-1047(2011)

 平成24年度

  • セティジョノ・サミー1、道端 齊1、〇植木龍也1,2(広島大学・院理・1生物科学専攻、2附属臨海実験所)
  • 「Identification of a Novel Vanadium-binding Protein by EST Analysis on the Most Vanadium-rich Ascidian, Ascidia gemmata」
  • Marine Biotechnology 14(2), 143-154(2012)

 平成25年度

  • 〇小山純弘1、小西正朗1,2、太田ゆかり1、三輪哲也3、秦田勇二1、豊福高志1、丸山正1、能木裕一1、加藤千明1、坪内泰志1(1JAMSTEC・海洋・極限環境生物圏領域、2北見工大・工、3JAMSTEC・海洋工学センター)
  • 「Attachment and Detachment of Living Microorganisms Using a Potential-Controlled Electrode」
  • Marine Biotechnology 15(4), 461-475 (2013)

 平成26年度

  • 安元 剛1、廣瀬(安元) 美奈2、 安元 純3、村田 龍1、佐藤 駿一1、馬場 愛美1、安元加奈未4、神保 充1、大島 泰克1、楠見武徳5、渡部 終五1(1北里大海洋、2トロピカルテクノプラス、3琉球大農、4徳島文理大香川薬、5東工大院理工)
  • 「Biogenic Polyamines Capture CO2 and Accelerate Extracellular Bacterial CaCO3 Formation」
  • Marine Biotechnology 16(4), 465-474 (2014)

 平成27年度

  • ○鈴木 道生1、小暮 敏博2、作田 庄平1、長澤 寛道1(1東大院農、2東大院理)
  • 「Identification of Ligament Intra-Crystalline Peptide (LICP) from the Hinge Ligament of the Bivalve, Pinctada Fucata」
  • Marine Biotechnology 17(2), 153-161(2015)

マリンバイオテクノロジー学会授賞規定

賞の授賞については、学会会則第3条ならびにこの規定の定めるところとする。

Ⅰ.賞の種類

  1. マリンバイオテクノロジー学会が授与する賞は、マリンバイオテクノロジー学会賞およびマリンバイオテクノロジー論文賞の2種類とする。
  2. 賞の性格
    1. マリンバイオテクノロジー学会賞:マリンバイオテクノロジーに貢献する発見および業績の者に授与する。なお選考にあたっては、産業への貢献が期待される業績が優先される。
    2. マリンバイオテクノロジー論文賞:各年度に発行された学会誌Marine Biotechnology誌(No.1~6)に掲載された優れた論文の著者に授与する。

Ⅱ.受賞者の資格

  • 受賞者は、マリンバイオテクノロジー学会員(個人および団体)に限る。ただし、団体の場合は1名以上のマリンバイオテクノロジー学会員を含むものとする。

Ⅲ.受賞件数

  • マリンバイオテクノロジー学会賞およびマリンバイオテクノロジー論文賞の各々について各年度1件以内とする。

Ⅳ.学会賞選考委員会

  1. 授賞選考委員会(以下、選考委員会という)は、マリンバイオテクノロジー学会賞およびマリンバイオテクノロジー論文賞の選考を行う。
  2. 各選考委員長は会長とする。選考委員長は会長経験者およびマリンバイオテクノロジー学会賞受賞経験者の理事の中から若干名を推薦し、理事会で承認された者を持って選考委員会を組織する。
  3. 学会賞受賞候補者あるいは受賞候補論文の著者となっている場合には、選考委員には加わらないものとする。従って、会長がこの利益相反の立場にある場合には、前会長を選考委員長とする。また、会長および前会長とも上記の利益相反の立場にある場合には、会長が指名する選考委員有資格者を選考委員長とする。
  4. 各選考委員長は、当該選考委員会を召集し、その議長となる。選考委員長に事故あるときは、委員長があらかじめ指名した者がその職務を代行する。
  5. 各選考委員会は、選考委員総数の2分の1以上の出席をもって成立する。
  6. 各選考委員は、欠席する場合、議事について予め書面をもって意見を述べることができる。
  7. 各選考委員長が止むを得ないと認めたときは、書面連絡をもって、選考委員会の審議に代えることができる。
  8. 各選考委員長は、審議の結果を書面にて学会長に報告する。

Ⅴ.受賞候補者の推薦

  1. マリンバイオテクノロジー学会賞については、学会役員(理事会構成員)および評議員により推薦されたものとする。その他の会員は、学会ホームページ上で直接受賞候補者の推薦を行うことができる。
  2. マリンバイオテクノロジー学会賞の推薦様式は以下の項目を含むものとする(書式自由)。(1)推薦者氏名、(2)推薦者所属、住所、連絡先(TEL、FAX、E-mail)、(3)受賞候補者氏名、(4)受賞候補者所属、住所、連絡先(TEL、FAX、E-mail)、(5)受賞候補者略歴、(6)受賞業績名、(7)受賞業績の内容および推薦理由、(8)参考資料リスト、(9)参考資料(特許、論文等の参考資料3編以内を添付する)。
  3. マリンバイオテクノロジー学会賞受賞候補者の推薦期日は毎年1月末とする。

Ⅵ.受賞者の決定

  • 受賞者の決定は、理事会の議を経て行う。

Ⅶ.賞の授与

  1. 賞の授与は、学会大会において行う。
  2. 賞は、賞状、および賞金とする。
  3. 賞に要する費用は本学会の経費および寄付金をもってあてる。

附則 本規定は、平成13年11月30日より実施する。
(平成14年03月18日一部改訂)
(平成19年05月27日一部改訂)
(平成23年12月21日一部改訂)
(平成24年12月12日一部改訂)
(平成25年03月01日一部改訂)
(平成26年03月10日一部改訂)